ロンシールシート防水工法誕生の歴史

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    パンタグラフからの出火による、旧国鉄車両火災「桜木町事故」を契機に、高い防水性と防火性を期待され、昭和27年国鉄の車両屋根にロンシールのシート防水は採用されました。
    桜木町事故の模様
    桜木町事故の模様
    車両屋根に採用されたロンリウム
    車両屋根に採用されたロンリウム
  • 2
    その後、昭和32年に塩化ビニルシートが建築物に初めて採用され、工法・仕様を確立し、広く建築用防水シートとして普及されることになりました。
    昭和40年頃の技術講習会風景
    昭和40年頃の技術講習会風景
    昭和40年頃の技術講習会風景
  • 3
    昭和45年に開催された大阪万博で、日立パビリオンに採用されるなど、当時の最新建築素材のひとつとして注目を集めました。
    大阪万博・日立パビリオン
    大阪万博・日立パビリオン
  • 4
    昭和39年に、改修工法に適した、機械的固定工法を確立。さらに、高い防水性能が要求されるプールへの防水技術に発展していきました。
    プール防水仕様
    プール防水仕様

環境対応型防水へ

  • 発展を遂げた現在は、防水だけに留まらず、屋上緑化技術を活かしたロングリーン仕様や、
    シート防水材としては初の遮熱技術を用いた高日射反射シート「ベストプルーフシャネツ」を
    開発しました。

    建物全体の省エネルギー化を促進させる為に、近年広く普及されている太陽光発電にも対応した
    「太陽光パネル設置工法」を確立しました。また、これまで以上の高い断熱性能を実現できる
    「FPIS屋根」等で環境にやさしい建築防水のリーディングカンパニーとして発展を続けています。