遮熱防水工法 遮熱防水工法

日射反射率最大約70%のハイレベルな遮熱性能

ロンシール独自の技術により、日射反射率を飛躍的に向上。
高い反射性能により、屋上温度を抑制し、躯体の熱変動・蓄熱を抑えることで、
建物の保護効果が期待できます。

ベストプルーフシャネツの遮熱性能をサーモグラフ

ベストプルーフシャネツの分光反射率(グレー)

高い耐久性で改修サイクルを延長

ルーフィングにかかる温度が低減するので、一般的なルーフィングに比べ、耐久性が大幅に向上。
建物の改修サイクルの延長や、ライフサイクルコストの低減に貢献します。
また、建物管理の手間を低減できるなど、付帯効果も期待できます。

ベストプルーフシャネツ 一般ルーフィング

退色はなく、浅い亀裂が見られる程度です。

退色こそ見られませんが、表面には大きな亀裂が見られます。

表面劣化状態の比較

20年相当の促進劣化試験の結果、一般ルーフィングに比べ、ベストプルーフシャネツは、劣化の進行が抑えられています。
試験条件:メタルウェザー照射 1,344時間(照射紫外線量20年相当分)

※防水性能の保証は10年です。

築後50年の改修回数比較

*新築時からシート防水が採用されたと仮定しています。
*改修サイクル/一般ルーフィング12年、ベストプルーフシャネツ15年と仮定

ヒートアイランド現象の抑制と地球温暖化防止への貢献

屋上の表面温度の低下と冷房排熱の抑制により、ヒートアイランド現象の緩和に貢献します。
屋上への高反射率化は東京都の対策ガイドラインでも、実効性の高い方法として、採用が推奨されています。
また、冷房に必要なエネルギーが少なくなるので、発電に伴う二酸化炭素の排出量も低減し、都市環境のみだけでなく、地球環境にもやさしい防水仕様です。

さまざまな屋根に適用する優れた汎用性

汎用ルーフィングをグレードアップし、シャネツ性能をプラスした「ロンプルーフシャネツ」「ベストプルーフシャネツ」は、露出する一部の部材を除き、ほとんどの部材が一般仕様と同じものが適応可能。
シートの指定を変更するだけで、さまざまな屋根に遮熱(高反射)性能を付与できます。

工法 仕様 用途 適用可否
接着工法 110仕様 非歩行/歩行
断熱接着工法 123仕様 非歩行
断熱接着工法(歩行対応) 125・127仕様 歩行 ○(ロンプルーフシャネツのみ)
機械的固定工法 210仕様 非歩行/歩行
断熱機械的固定工法 225・227仕様 非歩行
金属下地屋根断熱機械的固定工法 SD仕様 非歩行

※ベストプルーフシャネツ:非歩行用防水シート(点検程度は可)、ロンプルーフシャネツ:歩行対応防水シート(工法上不可の場合は不可)

一般的なRC造の屋上の例

このイラストは、LSN-210 UD仕様の構造を表すイメージ図です。実際とは多少異なります。

工場や倉庫などの金属下地屋根の例

このイラストは、SD-S UD(BSN-225D UD)仕様の構造を表すイメージ図です。実際とは多少異なります。